連載 『フォトジェニックグルメ』
パリパリで、ほろ苦で、クリーミーで、スイート。「COMME AU CIEL(コムオシェル)」のクレームブリュレ。
店名はフランス語で「地上において、天空のように」という聖書の中の一説。今でも年に1回はパリを訪れるというオーナーが魅せられた「パリのエスプリ」がちりばめられたカフェです。
フランスの骨董市で見つけたお皿や壁紙はお店のインテリアに。
座るテーブルによって、雰囲気が違うのもステキポイント。
ちなみに私のお気に入りはこのテーブル。赤いタイルと濃紺の壁色のコントラストがイイ感じなんです。アメリ(パリを舞台にしたフランス映画)にでてきそうじゃありません?
スペースラボの地下から山形屋近くのビル2階に移転して4年。天文館での営業はトータルで16年ほどになります。
地下時代から通っていた人にもおなじみのコムオシェルのスイーツメニューといえば「クレープ」でしょう!
コムオシェルのクレープは、広げたクレープ生地の上にクリームやフルーツなどが載った“皿盛り”タイプ。メニュー表には30種類ほどがズラリと並びます。
ナイフとフォークでいただく皿盛りタイプも美しいのですが、今回紹介するのはクルクルと巻かれた“スタンド”タイプ。
ご紹介しましょう。その名も「ブリュレクレープ」(540円)です!
イメージの元はもちろんフランスを代表するデザート・クリームブリュレ。
トップにはクレームブリュレの肝ともいえるパリパリでほろ苦いキャラメル。
生地の中に生クリーム、カスタードのほか、味のアクセントに2種のベリー、食感のアクセントにフレークが入り「美味しい♡しあわせ♡」が最後のひと口まで続きます。
今回撮影した写真、テーブルタイル赤と、クレープ台の青、そして壁の白で、フランスの国旗の3色になっているの、気がつきました?
特に意識したわけではないのですが、オーナーのフランス愛が起こした奇跡なのかもしれません。
フォトジェニックなお店の中では、どの席に座って撮影しても絵になるから不思議。撮影に夢中になるかもしれませんが、キャラメルがパリパリの内に食べはじめてくださいね!
クレープ台は今回のメニューのために用意したオリジナル。カウンターの上にズラリ並ぶ姿がとってもキュートでした。パステルカラーもかわいい。
ブリュレクレープはテイクアウトもOK。
ただし、キャラメルがパリパリの内に食べはじめてくださいね(念押し)。
オーナー曰く、期間限定のスタンドクレープをいろいろと考案中とのこと。
期待いっぱいに新作の登場を待ちましょう!
- 店名:SUR LA TERRE COMME AU CIEL
- 電話番号:099-223-1353
- 住所:鹿児島市中町7-8 シゲノビル2F
- 営業時間:11:00〜16:00LO(土・日曜は〜19:00LO)
- 定休日:木曜
- 駐車場:なし
- facebook:https://www.facebook.com/surlaterrecommeaucielparis/
DATA
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