医療法人ハヤの会　鹿児島中央駅前矯正歯科

診療科目／矯正歯科

審美性に加え、噛み合わせや発音など、機能面や健康面においても様々な影響をもたらす歯列矯正。中でも近年最も 注目されているのが、3Dデジタル技術による『マウスピース矯正治療』。透明で目立たず、自分で取り外し可能な手軽さが魅力です。そんなマウスピース矯正について気になる疑問を鹿児島中央駅前矯正歯科の阿多院長にお聞きしました。

Q.3Dデジタル技術によるマウスピース矯正治療とは?
　3Dデジタルスキャナーを使って歯型のデータを採取し、患者さん一人ひとりの歯型に合わせたマウスピースを作っていきます。治療開始から終了までの10〜90個のマウスピースを一度に作成し、1週間ごとに新しいマウスピースに付け替え、少しずつ歯を移動させ、理想の歯並びを目指します。
　最大のメリットは、自分で取り外しができるということ。ワイヤーやブラケット(装置)に食べ物が詰まったり、歯磨きの邪魔になったりすることなくスムーズに行えます。取り外したマウスピースの洗浄も簡単なので、装置自体をクリーンに保つことができます。透明素材で目立たず、周りに気付かれることなく治療を進められるのも大きな利点です。

▲3Dスキャナー「iTero」を使用。極めて精確な歯型データを採取して矯正装置を作製するので、患者さんの負担を軽くして治療期間も短縮できる

Q.抜歯は必ず必要ですか？矯正中、歯が動く時に痛みはありますか?
　個人差はありますが、ワイヤーほど強い力が加わるわけではないので、痛みを感じることはほとんどありません。以前は抜歯が必要とされた症例でも、近年の技術向上によって抜歯せずに治療できるケースが増えています。

Q.矯正治療は虫歯になりやすい？
　一般的なブラケットタイプの矯正装置は固定式のため歯磨きしづらいのですが、装置を自分で取り外しできるマウスピース矯正はそういった心配がありません。通常の歯磨きと同じようにブラッシング可能です。さらに他の治療法と比べて虫歯になるリスクは格段に下がります。装置も清潔に保ちやすいので衛生的です。

Q.金属アレルギーなのですが…
　マウスピースはプラスチック製なので、金属アレルギーの方も安全に治療できます。

Q.マウスピース矯正治療は小中学生でも可能ですか？
　当院で治療する多くの子供たちにマウスピース矯正を行っています。永久歯が生え揃っていない段階でも治療を始めることは可能です。

▲マウスピースは透明で目立たず、会話しやすい。 食事や歯磨き時には取り外せるため、ケアも簡単 

【マウスピース 矯正治療の メリット 】
●普段と変わらない食事や歯磨き、口内ケアができる
●マウスピースが透明なので、周囲に気づかれない
●装着の違和感が少なく、発音・発生にほぼ支障がない
●虫歯になりにくい
●通院頻度が少ない
●矯正器具によるトラブルが少ない 

【マウスピース 矯正治療の デメリット 】
●長時間の装着が必要
●装置の自己管理が必要

Q.矯正治療に年齢制限はありますか?
　年齢制限は特にありません。基本的に歯や歯肉が健康な状態であれば、誰でも治療できます。当院では50代・60代の多くの方々がマウスピース矯正治療を行っています。歯並びが改善されることで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも下がります。歯を失うことを防ぐことにつながり、生涯にわたって自分の歯で食事ができるようになります。

Q.治療期間はどのくらいですか？
　症例によって異なりますが、成人矯正は2年～3年が目安になります。軽度の方は1年～1年半で終了する場合も。以前はワイヤー矯正より時間がかかる傾向にありましたが、近年マウスピースの素材や技術の向上によりワイヤー矯正と同じ、場合によってはマウスピース矯正のほうが早く終了することもあります。

Q.どのくらいの頻度で通院すればいいですか?
　マウスピース矯正は、基本的に1～3ヶ月ごとに来院していただきます。そのため、お忙しい方、遠方に住んでいる方も矯正治療を行いやすくなっております。当院では離島をはじめ、県外、国外の方も通院しています。

Q.費用は?
　自由診療のため、医院によって価格設定は異なります。当院では子供は約66万円～、大人は約90万円～始められます。なお、症例や期間により金額は変動します。

Q.歯科医院によって治療効果の差はありますか? 
　マウスピース矯正治療は、一人ひとりに合った適切な診断と幅広い知識、そして経験が必要です。それらの違いによって治療成果が大きく変わります。そのため、最適な診断と治療計画を提案でき、専門知識と技術をもつ歯科医院を慎重に選ぶことが大切です。

Q.マウスピース矯正で歯並びは本当に改善できる?
　マウスピース矯正でもしっかりと歯並びは改善します。ただし、 マウスピース矯正装置のみで効果が上がりやすい症例、他の装置との併用が望ましい症例などがあり、状況に応じてより良い方法を選択していく必要があります。
症例に最も適した方法を選択するためには、豊富な専門知識と高い技術、多くの経験が必須。より良い治療を実現するために、確かな治療実績があり、様々な装置に対応できる歯科医院に相談することをおすすめします。また、装置を決められた時間装着しないと思うような効果が得られないため、管理に不安がある方はワイヤー矯正をおすすめしています。

Q.マウスピース型矯正装置を装着している間、飲食の制限はありますか?
　あります。マウスピース装着中の飲み物は、基本的には水が好ましいです。また、食事の際はマウスピースを外してください。食後は歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。

▲オルソパルスと呼ばれる光加速装置も導入。歯の移動を加速させることで治療期間を短縮する。また痛みを軽減させる効果もある。

▲ダイヤモンドドクター認定の盾/窪田理事長は、インビザライン社におけるブラックダイヤモンドプロバイダーに鹿児島県内で唯一認定されている

　田中矯正歯科の分院として2021年にLi-Ka1920に開院した鹿児島中央駅前矯正歯科はマウスピース型矯正装置を専門とし、離島も含め県内外からも多くの患者が訪れる。 世界水準のマウスピース矯正治療を提供できるよう、進歩し続ける矯正治療の技術や情報にアンテナを張り、ドクター間でのミーティングや技術のアップデート に日々力を入れている。

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