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医療法人 鹿甲会 なかのクリニック

【ドクターインタビュー Q&A】
女性に多い甲状腺の病気

医療法人 鹿甲会 なかのクリニック 

診療科目/胃腸科、内科、外科 

 

甲状腺の病気は若い女性に多く、全身にいろいろな症状が出ます。健診で首の腫れ、しこりを指摘されたりします。これらの病気について、甲状腺診療歴20年以上、数多くの手術実績のある甲状腺専門医なかのクリニックの中野静雄院長に伺いました。

 

Q.バセドウ病ではどんな症状がありますか?バセドウ病ではみんな目が飛び出すのですか?
 バセドウ病では、甲状腺ホルモンが甲状腺からたくさん出過ぎてしまって症状が出ます。 脈が速くなり、心臓がドキドキする感じがあったり、少し動くと疲れてしまい、汗をかきやすくなります。腸の働きがよくなり、便が柔らかくなります。 食事をたくさん摂っても太らず、むしろ痩せてきます。手のふるえで字が書きにくいことがあります。

目の症状としては、眼球突出、複眼の充血などです。これらの眼症状は、すべての人に発症するとは限りません。多くの方が甲状腺の薬でよくなりますが、改善がなかったり、副作用があったりすると他の治療法(手術や放射線治療)もあります。

 

Q.甲状腺機能低下症について教えて下さい。妊娠、出産と関係がありますか
 バセドウ病と反対で、甲状腺からの甲状腺ホルモンが足りないために症状が出てしまいます。元気が出ない、ゆううつな感じ、寒がりになります。他に、髪が抜ける、皮膚のカサカサ感、便秘どもあります。代謝が落ちるため、食欲がなくても太ってきます。甲状腺機能低下症の原因はほとんどが橋本病です。甲状腺ホルモンを採血して診断がつきます。橋本病ではヨードうがい液や根昆布の大量摂取で甲状腺機能が低下することがありますので注意が必要です。甲状腺機能低下症を放置したままでは、不妊の原因となり、また妊娠したとしても胎児の成長にも影響しますので要注意です。治療は甲状腺ホルモン剤内服で、症状は消失します。副作用は皆無と考えてよく、妊娠中でも心配はありません。

 

Q.健診で首のしこりを指摘されました。考えられる病気を教えて下さい。
 甲状腺のしこりは、全体が腫れるびまん腫大と、結節(一部分だけのしこり)に分けられます。びまん腫大であればバセドウ病や橋本病が、結節であれば良性腫瘍や癌が考えられます。超音波検査を行えば、小さな病変も見つけやすく、その場でほぼ診断がつきます。癌を疑う場合細い針での針生検を行い、診断を確定します。万一癌であったとしても甲状腺癌は適切に手術を行えば、非常に予後のいい癌です。手術では声を出す神経に注意が必要ですが、基本的にはかすれ声になることはありません。

 

▲診察室では電子カルテを導入し、映像等を交えて検査結果や病状を分かりやすく説明する 

 

 

<Dr.profile>

 

<診療時間・休診日>

中野院長と有馬先生(甲状腺学会専門医、甲状腺外科専門医、消化器内視鏡専門医)の2人体制になり、待ち時間もグッと短縮され、患者さんにさらに深く向き合って診療できるようになりました。

・内視鏡補助下甲状腺切除が可能になりました。有馬先生は、内視鏡甲状腺手術専門医です。

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    DATA

  • 店名医療法人 鹿甲会 なかのクリニック
  • 電話番号099-206-0011
  • 住所鹿児島市上荒田町26-29
  • 営業時間診療時間参照
  • 定休日診療時間参照
  • 駐車場8台
  • アクセス

    JR鹿児島中央駅から車で5分、市立病院前電停から徒歩2分

  • URLhttps://nakanoclinic.net
2022年12月、現在の情報です。
最新の情報はご確認の上お出かけください。

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