下竜尾の人気ベーカリー「Le Cadeau(ル カドー)」オーナーの「いつかはカフェをやりたい」という念願かなって2階にオープンしたのがこの店。店名の「RUE DARCET（リュ ダルセ）」はオーナーがパリ修業をしていた時に住んでいた通りの名前なんだそう。

白を基調に、赤の差し色が利いた店内には、そんなオーナーのこだわりがたっぷり。

芳しい香りたちこめるオープンキッチンや

フランス映画のポスターになりそうな壁の本棚。

どこを切り取ってもフォトジェニックで、テンションは上がりっ放し。

机やイス、扉やステンドグラスにタイル…様々な箇所にアンティークが使われていて、それが見事に調和したTrès bienな空間。私、パリには行ったことがありませんが、映画や雑誌でみる「古き良きパリのカフェ」がそこにはありました。

9時〜と早い時間からオープンしているので、1階のLe Cadeauで焼き上げるクロワッサンやパン・オ・ショコラ、キッシュやタルトなどの幸せな香りにつつまれて過ごすブランチタイムにピッタリ。

コーヒーは、熟成・乾燥をさせることで完成する、まろやかさとコクと透明感のある甘く芳醇な味わいの“エイジングコーヒー”を採用。単品注文の場合は、フランス産のチョコレートが2枚付いてきます。カカオ含有量の違う2枚、じっくり味わってみてください。

11時〜14時には、それぞれ3種類から選べる前菜とメイン、デザートを組み合わせるパリカフェスタイルのDéjeuner(昼食、1080円〜)を提供。

この日は前菜の日替わりキッシュとメインのオニオングラタンスープをチョイス。ランチは全てLe Cadeauのパンもセットになってます。

キッシュやグラタンポットがのる黄色い皿もアンティークものなんだそう。優しい色合いが料理を引き立てます。

寒い時期にオニオングラタンスープ、たまんないですよね…！

前菜・メイン・デザートは不定期でメニューが入れ替わるので、いつ来てもイロイロな組み合わせで楽しめるのも嬉しいポイント。

素敵な雰囲気や料理に心もお腹も満たされて、気分はパリジェンヌです。

それではみなさん、Bon journée！！