【パンの店 フランセ】素朴なパンが人を惹き付ける、長く愛され続ける街のパン屋

2021年3月18日(木)

中洲通りの道路工事のために、メイン通りから1筋入ったところにあったお店がメイン通り沿いへと現れることになった「パンの店 フランセ」。

この場所は変わっていないけど、表の道路が変わったことを機に、店内をリニューアル。

店を囲むようにあったパン棚は、奥に1列だけを残しました。

常連さんはちょっぴり寂しい気もするかもしれないけれど、並ぶパンは以前と全然変わらないそう。

親子で作るパンは、素朴で美味しい惣菜パンや菓子パンなど、どれも気取らない見た目と味で、食べるとホッとします。

ちくわパンやおばちゃんの煮込みハンバーガー、焼きそばパンなど、小腹が空いたら惣菜パンをどうぞ。

昭和初期にお菓子屋さんとして創業した当時からあるあんパンや不定期で登場するロシアンケーキも人気だそう。

木曜の夕方のみ登場するドイツパンは、焼き上がりの時間になると取り置きの電話がひっきりなしにかかるほど。ドイツ人の師匠から教わったパンで本場の味がするとファンが多いんです。私も焼きたてを食べましたが、本当に美味しい。何もつけなくても、生地自体が美味しくて、1人で丸々食べられそうなほど。

店内にあるこの鏡、元は天井照明の受け具だったもの。木彫り細工が美しく、鏡として生まれ変わりました。

リニューアルを気に登場した隠れ家みたいなテーブル席は今後何かで活用していくそうなのでお楽しみに。

＜text／タニガワ いつまでも続いて欲しいお店なので買い続けます！＞